不動産物件を購入するまでの流れ
不動産は高額です!
人が買う商品の中で一番高額であるとも言われています。おそらく大半の方が一生のうち1回か2回ぐらい関わるぐらいだと思います。
その為どうしても知識不足になるのは当然と思われ、しかも高額なだけに慎重になりすぎて今一歩踏み出せない方もたくさんいらっしゃると思います。
ここではそんな方のために少しでも参考にしていただければと僕が短い不動産営業の中で経験した事やポイントなどを書いてみました。これらの事を参考頂き、より良い不動産取引ができますように心から祈っております。
一口に不動産を扱うと言ってもそれは色々なジャンルがあると思います。購入を希望している方もいれば売却や有効利用を検討している方もいます。そのそれぞれによってポイントなどは違うと思います。現在置かれている状況によりご説明すべき内容が違いますので該当する項目ごとに進んで下さい。
不動産を買いたいとお考えの方は色々な動機があります。用途にあった物件種別を選びましょう。
不動産の取引をする時と他の商品を購入する時との大きな違いは契約するとお互いが契約成立にむけて義務を負うというところにあります。例えば商品を購入する申込をしてしばらくして商品が届いたとします。その商品がやっぱり欲しい物でもなく返品するとします。その場合にはクーリングオフなど適用により代金が返却されますが、不動産の取引は買側や売側の一方的な理由による解約にはペナルティが課せられます。(※場合によって不動産取引でもクーリングオフが適用される場合があります)不動産の売主は業者であったり個人であったりします。
業者であれ個人であれ契約しますと双方が契約当事者となり契約を最後まで遂行していく義務が課せられます。つまり契約書の条文に書いてある通りに行動しないと損害賠償や違約金といった請求にまで発展してしまうケースがあります。消費者はある範囲内において保護されますが、「買ってあげた」とか「売ってあげた」とかどちらかが優位に立つものでもありません。
そういった事からできるだけ知識を取得されたり不動産業者に確認する事をお勧めします。
知らなかったではすまされない事も考えられます。
市場に出ている売物件は多種多様にあります。また大量生産の商品と違い世界に2つと同じものが存在しません。自分にあった物件選びは種類から選んでいきましょう。もし長い間想像している物件が見つからない時は種別を変えてみるのもいいかもしれません。
ただし、全ての条件が揃うような物件は存在しないと考えておいた方が良いと思います。
なぜなら買手と売手の市場の中で買手の全ての条件に合うということは売手の条件には合っていないと言う事です。特に金額の面でそれは顕著に現れています。
物件を探す
- 希望に合う物件を探します。
- できるだけたくさんの物件を見て比較対象した方がよいです。
- 気に入った物件があれば素早い対応をしないと売れてしまう場合があります。
資金計画をする
- 物件がきまりましたら資金計画をします。
- 諸費用の金額を確認します。
- ローンをいくら使うかどうかも決めておきましょう。
交渉する
- 売主と金額や引き渡しの時期等を打合せします。
- こちらの一方的なことばかりは通りません。
- 売主は業者でない場合が多いのでお互い尊重しあいましょう。
契約する
- お互いの条件が合えば手付金を渡します。