物件データ
専 有 面 積 :71.55㎡
バルコニー面積:10.86㎡
間 取:3LDK
方 向:南向き
築 年 数 :平成6年
リフォーム歴:なし
リフォーム工事内容
☆システムキッチン入替え
☆トイレ便器、洗浄機付便座取付
☆クロス天井、壁全面全室張替
☆洋室、廊下、LDKフローリング施行
☆幅木交換
☆玄関、トイレ、洗面室、LDK床張替
☆畳新調
☆全襖新調
☆木部塗装、一部木部交換
☆玄関手摺取付
☆網戸補修
☆ハウスクリーニング工事
☆玄関ドア鍵交換
リフォーム費用合計 125万円
(消費税込)
工事期間:約2週間
70㎡タイプのマンション格安リフォーム・改装のページ
マンションのリフォーム・改装は一戸建てと比べると比較的割安にて行う事ができます。
今回のマンションリフォーム・改装は水周りはキッチンとトイレだけですがそれ以外はほぼ全面リフォームを行い合計で125万円(税込)にて完了しました。
物件データに記載している面積に近いマンションであればほぼ同額にて実施する事が可能です。
リフォームや改装をお考えの方は無料にて相談を受付中ですので是非一度ご検討下さい。
リフォーム・改装:システムキッチン取替え
キッチンのリフォームは一般的に割高です。キッチンだけでなく水廻りのリフォームをする場合は、全体的に他と比べても費用がかさみます。それは吊戸棚もついたシステムキッチンの設備自体だけではなく排水、給水工事が伴い、また防水工事も必要になるためです。
工事自体の費用は手間代がほとんどでそれほど金額を落とす事はできませんが、設備であるシステムキッチンはキッチンのメーカーやグレードによって割安感を出すことが可能です。予算により色の選択の他に扉のパネルのコーティングの種類や扉自体を引き出し式にする事やIHヒーターを入れたりガラストップコンロに変更したり、トップを人造大理石にする事もできます。
また高さを使う人によって調整する事もできますし食洗器を埋め込んだりシンクの大きさも選べます。実に多種多様な組み合わせがありますので費用に応じて検討してみましょう。
キッチンリフォームはキッチンの占めるスペースが多いので改装後は見違えて見えますね。普段の料理にも力が入るのではないでしょうか。
リフォーム・改装:トイレ交換
中古でマンションや一戸建てを購入される方のトイレリフォームは比較的多いです。
便座のみを交換する時もありますがこの際と便器自体を取り替える場合も少なくありません。今回は便器自体の交換と洗浄機付便座を新しく取り付けました。便器の色は多種類ありますが大半は淡い色合いが多いです。
また、築年数の経過している家のトイレではトイレ内にコンセントがない場合があります。暖房便座や洗浄機付便座はコンセントを必要としますのでコンセント取付工事が別途発生する場合もあります。
トイレをリフォーム・改装しますと改めて清潔感が出ますね。
リフォーム・改装:クロス(壁紙)張替え
リフォームや改装において必ずと言っていいほど行われるのがこのクロス(壁紙)の張替えです。
マンションは特に気密性が高く、また日当たりのよい面にベランダがあるのでだいたい玄関がある付近は日当たりが悪く玄関の両側の部屋などは湿気が滞留しやすいです。そのため壁にカビが発生したりクロスが一部剥れたりしているのも少なくありません。
工事は現在貼ってあるクロス(壁紙)を剥がして新しく貼りますが、一戸建の場合は既存のクロスを剥がすと下地のボードなどが損傷している時があります。リフォーム・改装の見積り段階である程度予想されてる時は既に見積書に計上されてる場合もありますが追加工事費が必要な場合もあります。しかしマンションの場合ではクロスを剥がすとコンクリートである時が多いので別途費用が追加で発生する事はほとんどありません。
クロスの種類もさまざまです。無地や柄入り、型押し加工されているものや店舗で使われる石目調など沢山あります。複数のメーカーがクロスを製造していますがだいたいよく似た種類が多いです。またクロス自体も値段に差があるグレードの高いものもありますが私はお勧めしません。今回も量産タイプの物を使用しています。クロスは壁一面に張ってあるので汚れやすくタバコの煙などではすぐに色が変わってしまいます。型押し加工されたタイプなどは表面に凹凸があるので割と汚れが目立ったりします。
ということでクロスは消耗品と考えた方が良いと思います。安いタイプのクロスを選んでおけば思ったほどクロスの張替えには費用がかかりませんので容易に張替える事ができます。
またクロスの種類は細かく選べます。玄関廊下の壁、天井、居室の壁、天井、和室、洗面室の壁、天井リビングの壁と天井など全て種類を変えて施行できます。
クロスの張替え時に気をつけないといけないのはエアコンや照明器具がついてる部分のクロスの張替えは通常の場合ではいちいちエアコンや照明器具を外してしないという事です。見えてる範囲までしか張替えませんので見えない部分もして欲しい場合はあらかじめ申し出て下さい。その場合は業者によりますが取り外しの費用負担が出る場合があります。
リフォーム・改装:敷込カーペットからフローリングに変更
最近建てられたマンションでは見る事がなくなりましたが以前はフローリングより敷き込みカーペットが主流でした。しかし敷き込みカーペットでは汚れると落ちにくい点や、ほこりやダニによるアレルギーやハウスダストも取りだたされ、現在ではリフォーム・改装の機会に敷き込みカーペットからフローリングに変更される方が多いです。
マンションの場合でフローリングを施行する時には注意する点が幾つかあります。
1.フローリングは管理規約で許可されているか?
マンションによっては階下の住民に配慮し敷き込みカーペットからフローリングにリフォームする事を管理規約で規制している場合があります。確認しましょう。
2.階下の住民の許可が必要
こちらも個々のマンションによりますがフローリングを施行する場合、真下の住民とその両隣の人から承諾を取らないといけない場合がありますので確認しましょう。
3.クッション性のあるフローリング素材
フローリングに変更できますが階下の住人への配慮として音が下に響きにくいようにクッション性のあるフローリングを施行します。
4.既存のフローリングにピッタリ合うものはない
以前にフローリングに改装した、または新築時からフローリングである場合に、その部分は残しつつ他の部分をフローリングにリフォームする時は既存にあるものと同じにしたいものです。
しかし、同じ型を探しても廃盤になっているものが多いので似たような色で溝の入り方が似たようなものを選ぶしかありません。
以上の点を踏まえて今回もフローリングを施行しました。もちろんマンション用のクッションがあるものを施行し、色は施主様の希望で落ち着いた少し色の濃いものを選びました。色は多種類ありますのでどれでも選んでいただけます。
リフォーム・改装:巾木交換
巾木(幅木)とは壁の下部のフローリングや敷き込みカーペットとの間に取り付ける見切り材です。掃除などの時に壁にぶつかった時の損傷を防いでくれたりします。マンションではクロスを貼った後に取り付けます。ビニール製や木製で化粧したものがあります。クロス(壁紙)の上から貼り付けしている場合が多いのでクロス(壁紙)が湿気が原因で剥離してきた場合に一緒に隙間があく時もあります。
床面のカーペットやフローリングの色に合わせてありますので床面やクロスをリフォーム・改装する時には同時に新しくした方がいいでしょう。
今回もフローリングの色に合わせて少々濃い色にしています。
改装:玄関床、洗面室床、キッチン床、トイレ床張替え
マンションの場合、玄関の床と洗面室の床、トイレの床、キッチンの床はほとんどが同じ種類の材質でできています。CFシートといいクッションフロアです。長い間使ってるとくすんだような汚れがつき、また湿気がある所では端ののりが弱くなってめくれたりします。こちらもマンションリフォームをする場合は必ずと言っていいほど交換します。
こちらの種類も豊富にあり写真のようなタイプやフローリング調のものもあります。このCFシートは玄関の床や洗面室の床、トイレの床、キッチンの床と使われていますのでせっかく貼りかえるのなら手間代は同じなのでキッチンの床だけやトイレの床だけとは言わず全ての箇所を換えてみてはいかがでしょうか。また各部屋にもフローリング調のCFシートが張れれているものもあります。この場合は実際にフローリングを張るよりも安価で施行することができます。今回は各部屋や廊下にはフローリングを施行しましたので以前から用いられていた部分の玄関、洗面室、トイレ、キッチンの床のCFシートを全て交換しました。
リフォーム・改装:畳新調(入れ替え・表替え)
あらあら足が写ってしまってますね。畳は長い間使ってると表面のイグサが擦れたりして剥れたり日焼けで色が変わったりします。模様替えで和室においている家具を移動させると家具が置いてあった所だけ青々としたイグサでその部分が非常に目立ったりします。
畳をリフォーム・改装する時には現在の畳を破棄して新しい畳を入れる(新調)場合と現在の畳の表面だけを交換する(表替え)の場合があります。畳自体がまだしっかりしててくたびれてなければ表替えで済ます時もありますが湿気を常時吸い込んで緩くなってたり腐ってたりする時には新調します。当然表替えの方が安いです。
最近の畳は材質や形状などから種類が豊富にあり発砲スチロールの入っている低価格のものから、びっくりするほど高い畳もあります。サイズも昔は京間や江戸間などと呼んでいたものも今ではあまり言わなくなりました。
畳の交換もクロスと同じで和室に特別な思い入れや特別に豪勢にしようと考えていない場合は消耗品と考え低価格な畳でよいと思います。へりの色や模様も多種類ありますので自由に選んで頂けます。
今回も表替えではなく新調しました。へりも施主様がお選び頂きました。
リフォーム・改装:襖新調(入れ替え・張替え)
リフォーム・改装をする。特にほぼ全面をリフォームする時はリフォームや改装をした箇所と手を着けない箇所との差はかなり出てきます。そこそこきれいだからする必要はないかな?と思ってその部分だけしないとなると他が新品になるので逆に汚れが目立ってしまいます。
和室をリフォームする場合で畳と壁紙(クロス)を張替える場合は襖もしておきましょう。襖の場合も畳と同じで新調と表替えがあり表替えの方が当然安いです。つづきの和室以外は和室側に襖柄を張り廊下やリビング側にはクロスを張ります。襖の柄もさまざまあり無地のものから模様が入ったものなど沢山ありますがどれを選んでも材質を変えない限りは金額の差はほとんどでません。
今回は襖自体を新調し施主様の希望で無地の柄を選んでいます。
リフォーム・改装:木部ペンキ塗装・一部交換
マンションの場合はわりと段差が多いです。床下に配管がある場合が多くそのため段差ができてしまいます。段差部分は木にペンキを塗って仕上げている場合が多いですがやはり長く住み続けていると写真のようにペンキが剥れて木自体が削れてしまいます。猫などを飼っている場合は特に爪研ぎに利用されたりして損傷が激しいです。また敷居以外でも建具の周りの枠がぶつけたりしてえぐれたり塗装が剥れている場合もたくさんあります。
普段は特に気にならないケースが多いですがリフォーム・改装をするとなるとやたら目立ってしまいます。また普段たいして気にもとめていないのでリフォーム・改装を依頼する業者に話すのを忘れてしまう時も多いです。親切なリフォーム業者ならちゃんと言ってくれますが言われた事しかしない業者は依頼されていない部分までしてしまうと追加費用が発生しあとで請求しにくくなるので言わないケースがあります。忘れずに相談しましょう。
たいていの部分はリフォーム・改装時にペンキを塗り直す事で大丈夫ですが写真のように頻繁に通るところなどで木自体が削れたりしているところはその部分だけ交換します。今回は写真を撮っていませんが気になる建具枠やサッシ枠の木部分はペンキを塗り直し写真の部分は交換しました。
リフォーム・改装:玄関手摺取付
普段使い慣れているところでもちょっと手を加えるだけで今まで以上に便利になる事もあります。
お客様と相談し気がつかない部分も提案する事でよくなる事もあります。費用はできるだけ抑えて簡単にできるところはしていきます。
廊下部分全てに手摺をつけると割りと材料費や費用も発生します。お住まいになられる方に脚の不自由な方はいらしゃらなかったので玄関部分だけに取り付けました。これなら費用もそれほどかかりません。
リフォーム・改装:玄関手摺取付
マンションではよくある玄関の内側にある扉です。玄関ドアを開け放しにすると風通しが格段によくなります。しかし前が廊下で人が通りますし家の中も見えてしまし防犯上よくありません。そこで取り付けるのが写真のような内扉です。当初よりついてない場合が多く、たいていはお住まいになられている方が入居後つけられます。風通しがよくなり中も見えず、また鍵がついているので防犯上もとりあえずは安心ですが、玄関ドアと比べて耐久性はかなり落ちますし折戸のためがよく壊れるという話をよく聞きます。
今回も不具合がありましたしリフォーム。改装ついでに他のサッシについてる網戸の補修も行いました。網戸の補修は誰でも簡単にできますがすべてさせて頂きました。
リフォーム・改装:ハウスクリーニング(洗い工事)
写真では部屋全体のリフォーム・改装前とリフォーム・改装後の写真を掲載しましたが、ハウスクリーニング工事(洗い工事)とはいわゆる「掃除」です。リフォームや改装をした直後は埃や木屑などでいっぱいです。当然片付けて掃除して帰りますが、もっと念入りに掃除する場合やリフォームで手を加えていない箇所を含めて綺麗にしたい場合などはこのハウスクリーニング工事(洗い工事)を行います。全面リフォームでは必要ないのでは?と思われるかも知れませんが全面と言ってもやはりサッシ自体を交換しているわけではありませんし、今回は洗面台やユニットバスは交換しておりません。交換するまではいかないがちょっと汚れている時などはこの洗い工事で済ませます。
ハウスクリーニング工事(洗い工事)は具体的には別段特別な事はほとんどしておりません。基本的には「拭き掃除」で汚れがひどい箇所などは特殊な薬を使用する場合もあります。今回は敷き込みカーペットをフローリングに変更し木部の塗装も塗り替えましたがカーペットについてシミを除去したり建具についた落書きやシミなどを除去する場合には割高になる時もあります。
リフォーム・改装:玄関鍵交換
一戸建てやマンションを購入した場合は必ず鍵を交換しましょう。もともとの売主が物件を売却するために鍵を業者に預けます。複数の業者に預ける場合はスペアを作っている事もありますし、引渡しの時に全ての鍵を受け取りますが本当に全てかどうかは調べられません。
最近の一戸建ては玄関ドアからの侵入は少なくなっているおり勝手口や居室の窓からの侵入するケースが多いようです。マンションの場合はバルコニー側からの侵入は1階を除きあまり心配する必要はないかも知れませんが通路側はたいてい玄関ドアと両側に2つの窓があります。通路側の居室の窓には格子がされておりこちらもひとまず安心です(格子も外側から簡単に外れるようですので過度の信用は禁物です)。後は玄関の鍵を変更すれば一戸建より楽に防犯できます。
これを機会にピッキング等をされにくいディンプルキーなどに変更しておきましょう。
リフォーム・改装:水漏れ補修工事
マンションの場合では絶対ないとも限らないのがこの上層階からの水漏れです。マンションでは天井がそのまま屋上になっている部屋は少ないので一戸建と違い雨漏りを心配する必要がありません。またたとえ最上階に住んでいても屋根は瓦やスレートを並べたものでもないのでズレたりして雨水が入るなんて事も考える必要がないでしょう。稀に屋根の防水の状況により雨が漏る場合もあるようですが。
しかし上からの雨漏りが心配いらないからと言って安心もできません。上層階の部屋の人がトイレや洗面台での水漏れに気付かない時や上層階の部屋との間にある配管が劣化しそこから水漏れする場合があります。
少量の時は拭き取ったり蒸発したりして下層階まではいきませんが量が多い場合や水漏れ自体が継続する場合はじわじわと浸透して下層階に影響を及ぼします。
今回リフォーム・改装する部屋は長い間空家だったのでそれに気付かず放置した結果、写真のように中のボードが腐食しカビが発生します。
この状況を発見した場合にする事はまずこの状態の原因を追究する事です。原因がわからなくては折角補修してもまた同じ状態になる可能性があります。今回の場合は写真で見てわかるように水滴が上から下に流れています。それによってカビが発生している状態なので上(天井または上層階の部屋)からの水漏れをまず疑います。
次に管理人に報告しましょう。どちらにせよ上からであれば天井配管が原因の時は管理組合の負担で補修されますし上層階の部屋の住人が水漏れをしてしまっていればその方の負担で補修してもらえます。
今回は天井ボードを破ってみるとバケツ1杯分位の水が落ちてきました。その後原因を突き止めて管理組合の費用負担にて補修しました。
しかし仮にこの補修費用が施主負担の場合でも今回の全面リフォーム・改装費用総額の範囲内で十分補修可能です。