和室、和室インテリア、レイアウトリフォーム

和室には日本人独特の文化があります。
床の間仏間などを配置したり押入れを設けたりします。
4畳半程度のスペースを設けて畳コーナーとして使用される方も多いですがこだわられる方もおられます。
どういったイメージがよいかをお伝え下さい。

続きの和室の欄間

間取りに続きの和室を作る場合は欄間を設けてみてはいかがでしょうか。写真の他手の込んだ堀り欄間などもあります。

仏間・床の間

左から床の間・仏間・両開きの押入れと配置した例です。
仏壇の幅がすでにわかっている場合は大きさを合わせられますので前もって伝えておきましょう。

クロス仕様の大壁和室

基本的に壁をジュラクで塗り、柱を見せる和室が主流ですが、予算を抑えたい場合には壁をクロスで張り柱を見せない和室も可能です。クロスは和室風の色にしましょう。

ホワイト系壁のモダン和室

モダンな和室はいかがでしょうか。押入れをクローゼットにして、床の間の天井は勾配をつけ、壁は白色にしています。
和室が明るい雰囲気になりました。

琉球畳と押入れの小物入れ

和室押し入れ収納

畳を琉球畳にしてみてはいかがでしょうか。
通常の畳より少し割高になります。
畳のヘリがなく正方形です。
お店なんかでよくみかけます。
また押入れの中段を利用して小物入れを作れます。

収納の多い床の間例

和室の床の間、押入れ、地袋等の組み合わせは多種多様で個性も出してアレンジする事ができます。昔の床の間と比べても斬新なものが増えてきています。施主様のイメージから形にしていきます。

メーターモジュールの本格床の間

メーターモジュールという少し広いスパンで建築された住宅の和室です。同じ8帖でも広くなります。

大きい丸窓を使用したモダン和室

まだ畳を敷く前の写真ですがポイントは丸窓です。和風のイメージでは丸い窓や開口が多く使われます。こちらの和室も大きい丸窓の存在感でモダンな和室となっています。大きさにより規格ものの丸窓もあります。

モダンイメージ和室

和室モダンイメージ

こちらも今までの床の間のルールにこだわらないモダン和風の仕様にしました例です。シンプルですが収納の扉自体も一つの床の間の一部として存在しています。収納の下には明かりとりの細長い窓が見えます。

自然派住宅ヒノキ天然無垢材使用腰板

自然派ヒノキ天然無垢材使用腰板

昔ながらの真壁に壁面は塗り、下部は檜の無垢材を腰板に使用しました。赤味がある方が良いみたいです。ただ無垢材を無造作に張るのではなく個々さまざまな模様と色が出ていますのでうまく合わせて張っています。障子もさまざまな模様がありますので沢山ある中からお選び頂けます

ヒノキ無垢材使用の格子状天井

和室では色々な部分で凝る事ができ大工さんの腕の見せ所の部分も数多くあります。昔は縦に揃って杉板を並べるかまたは最近では木目調の化粧材を天井に張るのが普通ですがこちらの和室では格子状にした天井に方向を変えて檜の無垢板をきれいに並べました。自然の風味が出つつまた派手ではないですがあまり見かけない天井になりました。無垢材は季節によりやせて隙間が出たりしますが自然の感触や香り、色合いなどは既成品と比べてもかなり好まれます。

シンプルイメージのヒノキ無垢材を使用した床の間

和室床の間

シンプルですが手が込んだ床の間です。真ん中の写真の床の間の床部分にはヒノキの無垢材で太い木材から切り出した一枚板を敷いています。また床の間上部には竹の編み込みを使用し写真では見えませんが入洛を塗ってある壁部分には凹凸を持たせておりよくみると全体が浮き出ています。

好みの建材で作成した建具

建具は既成品の中から探すのが基本ですが、どうしても好みのものがなかったり部屋に合わないものしかなかったりすると好きな建材を使用し建具を作る事ができます。写真では和室の腰板、天井にヒノキの無垢を使用したので同じ建材を利用し施主様に建具のイメージを決めてもらい作りました。
部屋に合った、また好みの形の建具が出来上がりました。

和室灯り採り窓

和室灯り採り窓

和室は間取りの配置により日があまり当たらない場所にくる事も少なくありません。しかし写真のような明かり採りの小窓も洋室では多少違和感がでますが和室であればひと工夫に見えます。

ヒノキの無垢材一枚板と石を使用した床の間

和室床の間

こちらも床柱がないタイプの床の間と押入れの組み合わせです。6畳間の長辺方向に押入れと床の間を施工する事ができればこのぐらいの広さが可能です。写真では一枚物の幅の広いヒノキの板を使用し奥には石を敷きました。照明も工夫し、さらに正面からは見えませんが座った時に床の間の上部を見た時に見えるようにヒノキ一枚物の板の一部でアクセントをつけてあります。

檜無垢材を敷いた和室

上と同じ和室ですが通常敷く畳の部分の縁にヒノキの板を敷きました。真ん中には正方形の琉球畳を敷いています。ほんのりとしたヒノキの香りがいつまでも漂います。無垢なので傷は付きやすいですが夏は涼しく冬は温かみを感じます。
当然自然派で無垢の良さを満喫できますが四季を通じて板同士の隙間が多少広がります。しかしそれほど気にはなりません。

ヒノキ天然無垢材使用天井

夜に撮影しましたので少々見にくいですがヒノキの無垢を使用しました天井です。天然材なので2枚と同じ模様がなくまた白色や赤見かかった色などよくみるとさまざまな色合いがあり趣があります。
こちらは長い一枚のヒノキの板を一方向に張っていますが工夫した格子状の天井にしたりも可能です。

自然派住宅ヒノキ天然無垢材使用腰板、床板縁

こちらは上の写真の和室に施工しました壁です。天然木材のヒノキ無垢材を使用した腰板と床にも天然無垢檜を使用しました施工例です。白木なので昔の和室とは違った明るさと温かさが感じられます。床にはヒノキ無垢材を使用せず腰板のみの施工例はこちらです。

昔ながらの和室天井

昔からある和室の天井です。さまざまな創作的なデザインの和室天井がありますが当然このような昔ながらの和室天井にする事も可能です。こちらの方が落ち着かれる方が多いかも知れません。

中段なし、ハンガーパイプ使用の押入れ

和室にある押入れは通常中段が入ります。一般的に和室は客間になるケースが多く、押入れの中は座布団であったりお客さんが泊まれるように布団などを収納するところである場合が多いです。しかし最近では和室に通すようなかしこまったお客さんもなかなか来ない家が多いです。
たいてい来るお客さんは改まって和室に入ってもらうよりリビングに入ってもらう場合が多くなっているのではないでしょうか。
そうなると和室は客間ではなく家族の団らんの間になるケースが増えてきています。そこで和室にある押入れは布団や座布団を入れないと想定できる場合はクローゼットのようにハンガーパイプを付けてみてはいかがでしょうか。

モダン和室の押入れ引戸

こちらの写真は和室の押入れ扉です。通常は襖ですが3枚の引戸になっています。なぜ3枚かと言いますといっぱいまで開けると3分の2の開口が得られます。普通の押入れであれば襖は2枚の引戸になります。いっぱいまで開けると2分の1しか開かず布団などを収納する時ぎりぎり手が当たってしまいます。3分の2開く事によって大きく開口が取れるので出し入れがしやすくなります。
こちらの写真の和室は柱が隠れるクロス使用のモダンタイプ和室になりますのでクローゼット風の扉が合います。柱を見せる昔ながらの和室であればこういった扉よりも襖の方が良いかも知れません。

他の部屋と比べて天井を低くした和室

写真では見にくいですがリビングと隣接した和室の天井写真です。和室は基本的に椅子に座りません。畳の上に直に座る事が普通だと思います。となると基本的に目線の位置は椅子に座る洋室と比べると当然低くなります。
部屋では座る時間が多いので和室の場合は洋室より低い目線の位置を基本として床の間などの見え方を調整する場合があります。
という事は目線からの天井の距離も椅子生活の洋室とは異なり、洋室と同じ高さにしてしまうと高すぎる事になりますのでわざと天井を低くしてみせる場合もあります。
逆に天井を高くする和室もありますがどちらが落ち着くかはそれぞれ個人の好みです。

畳の色合いを2色にしてみました

最近では畳の色も多数になりどのような要望でもお答えできるようになりました。以前は昔ながらのいぐさの匂いと青草のような色しかありませんでしたがお好みでどのような色にもする事ができます。色以外にももみじが落ちてるような模様が入ったものまであります。
写真では同じような色合いで濃さが違う2種類の畳を交互に並べてあります。
モダンな和風のイメージになります。