住宅階段の施工例
階段上
階段の上がった所と下りた所はできればちょっとしたスペース(ホール)を作りたいものですね。ゆとりが感じられます。
階段足元の採光
階段やその付近にはできるだけ窓をつけて明かりを採りましょう
階段の中部分に窓を付けるのもいいですが、下りた所にはめ殺し窓をつけるのはいかがでしょうか。
階段付近の棚
階段の上がった所に小物を飾れる棚を作ってみてはいかがでしょうか。スペースもできますので広く感じられます。
階段下の収納・飾りアレンジ
階段下のスペースも重要な所です。1階はリビングや和室などを取ってしまえば、収納は和室の押入れのみなど少なくなりますので階段下の収納は必要になります。
また、収納を作らずに採光を考えたスペースなどはいかがでしょう。
おしゃれな階段
写真ではわかりにくいですが玄関を入った所から見える位置の階段を写真のようにおしゃれにしてみました。よく見かけるのが2枚の写真のように手すりのところまで壁がきているものですがこちらの方が解放感が出ておしゃれです。
階段付近明かり採り窓
階段には外部の窓がつきます。窓は明かり採りだけで開かない窓や上げ下げ窓や普通の横開き窓などがつきますが写真左のように少し変わった窓もモダンなイメージが出て好まれます。通常の窓と比べると開口スペースが小さいので明るさはあまり出ませんので独特の雰囲気が出ます。また左の写真は逆に採光が多く取れるように大きさの同じ窓を横に配置しました。階段は下がっていきますのでひも付きのスクリーンにしています。
階段下収納・階段上クローゼット
階段の下や上の空いた空間に収納スペースを取るケースが多いです。できるだけ収納を確保したいので空いてるスペースには可能な限り物を入れたいんものです。
しかしもともと隙間のスペースを利用しますので階段下収納の時は写真左のように収納の上部に階段の形状が出てしまいますし、階段上の収納には人が階段を上がる時に頭を打たないように空間を確保するため写真の左のようにクローゼットの上部のみしか収納できません。
おしゃれな階段2
リビングに階段を設けるリビング階段の場合にはよく使われます。腰まで壁を作りクロスを巻いてしまうよりはかなり開放感がでます。最近ではリビング階段ではない通常の廊下からの階段でも写真のような階段をご要望される方もおられます。写真では木目調ですがホワイトや手すりの下にアクリル板を取りつけたものなどがあり部屋や内装の雰囲気に合わせて選べる種類も豊富です。
階段壁飾り棚
階段には通常片側に手すりがつきます。その反対側は何もしない事が通常ですが何もなくクロスだけというのも味気ないと思われましたら写真のようなアクセントを付けるのはいかがでしょうか。
小物を飾ったり写真を飾ったりと用途が広がります。
大工さん手作り階段手すり
階段手すりを大工さんに頼んで作ってもらいました。写真ではよくわかりませんが1本1本角を削るなど細かい工夫がされています。既製品にはない味があります。ご要望により作成します。たいていの場合はああしたい、こうしたいと施主様のご要望がありますが大工さんまかせにする施主様もいらっしゃいます。建ててる大工さんのイメージにより作成してくれます。
メーターモジュール階段
写真では見にくいですがメーターモジュールの階段幅と尺モジュールと言われる一般的な寸法の階段幅と比べています。写真の階段自体はメーターモジュール寸法の階段です。
一番右端から1本左の黄色のテープ位置が尺モジュール寸法の階段幅で次の黄色のテープが尺モジュール階段の手すり位置です。メーターモジュール寸法の階段がかなり広く取れている事がわかると思います。階段上でもすれ違ってもすんなり通過できます。
リビング階段から見えるもの
リビング階段は間取り作成段階でよくご要望されます。他でも掲載しておりますが、空調が効きにくい点などが指摘されています。しかし2階に上がる時に必ずリビングを通らなければならずお互いの顔が見えるという特徴もあります。設計段階の階段の位置にもよりますが階段上からはキッチンやリビングを全体的に見えるようにした方がせっかくのリビング階段のメリットを半減させます。こちらの写真では階段上からキッチンに立つお母さんやリビングにいるお父さんがよく見えますね。
リビング階段から見えるもの
居室はできるだけ日当たりのよい南に面したところにもっていきますので水周りや階段などは日当たりとはあまり関係がありませんので比較的北側に配置されがちです。窓を設けますが北側に面した窓になる事が多く、また折れ階段などは曲っているため余計に日が当らずにうす暗くなります。
しかし写真のようにまっすぐの階段にして吹抜けを使い、また上部に窓を設ける事により明るい階段空間を作る事が可能です。見慣れないくらい明るいので戸惑ってしまいました。なんにしても明るい事は良いことです。